栄浜1遺跡(読み)さかえはまいちいせき

日本歴史地名大系 「栄浜1遺跡」の解説

栄浜1遺跡
さかえはまいちいせき

[現在地名]山越郡八雲町栄浜

茂無部もなしべ川左岸の内浦湾に面した標高二〇メートルから四八メートルの海岸段丘面に立地する。縄文時代早期から後期、続縄文時代、擦文時代にかけての遺物が認められるが、遺跡の主体は縄文前期後葉から中期および後期前葉の集落遺跡である。昭和五三年(一九七八)の畑地改良工事中に発見され、同五六―五七年に同工事に伴う発掘調査が行われた。さらに同五八年、平成五年(一九九三)、同九年、同一二―一三年に発掘が行われ、これまでに二万八〇〇〇平方メートルが調査されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android