デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗林次兵衛」の解説 栗林次兵衛 くりばやし-じへえ ?-1700 江戸時代前期の治水家。筑後(ちくご)生葉郡(いくはぐん)夏梅村(福岡県吉井町)の庄屋。近隣4ヵ村の庄屋とともに,筑後川の水をとりいれる用水工事を計画。寛文4年(1664)大石堰(ぜき)をきずき,長野水道を開通させる。この用水によって拡張工事をふくめ約1400haの水田がひらかれた。のち5人は「筑後五庄屋」とたたえられた。元禄(げんろく)13年死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例