日本歴史地名大系 「生葉郡」の解説
生葉郡
いくはぐん
- 福岡県:筑後国
- 生葉郡
〔古代〕
郡名の由来について、「日本書紀」景行天皇一八年八月条には「的邑に到りて進食す。是の日に、膳夫等、盞を遺る。故、時人、其の盞を忘れし処を号けて浮羽と曰ふ。今的と謂ふは訛れるなり。昔筑紫の俗、盞を号けて浮羽と曰ひき」とみえ、盞(ウキ)のことを「浮羽」とよんだので、これを忘れた場所を「浮羽」と称し、これが訛って
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
郡名の由来について、「日本書紀」景行天皇一八年八月条には「的邑に到りて進食す。是の日に、膳夫等、盞を遺る。故、時人、其の盞を忘れし処を号けて浮羽と曰ふ。今的と謂ふは訛れるなり。昔筑紫の俗、盞を号けて浮羽と曰ひき」とみえ、盞(ウキ)のことを「浮羽」とよんだので、これを忘れた場所を「浮羽」と称し、これが訛って
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