栗栖天山(読み)くるす てんざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗栖天山」の解説

栗栖天山 くるす-てんざん

1839-1867* 幕末武士,儒者
天保(てんぽう)10年8月10日生まれ。周防(すおう)(山口県)岩国藩士。江戸昌平黌(しょうへいこう)でまなび,慶応元年藩校養老館助教。2年東沢瀉(ひがし-たくしゃ)と勤王の必死組(のち精義隊)を組織,隊士の粗暴な挙動の責をとわれ流罪となる。脱島するが同志と意見があわず,慶応2年12月9日自害した。28歳。名は靖。字(あざな)は子共。通称は平次郎。著作に「自警録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「栗栖天山」の解説

栗栖天山 (くりすてんざん)

生年月日:1839年8月10日
江戸時代末期の武士
1866年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android