日本歴史地名大系 「根折村」の解説 根折村にゆいむら 鹿児島県:大島郡和泊町根折村[現在地名]和泊町根折(ねおり)畦布(あじふ)村の南西に位置し、集落は越(こし)山山麓の隆起珊瑚礁の緩やかな北斜面に形成される。北部は海に面し、急峻な断層崖となっている。ニュイという。初め喜美留(ちびる)間切、安政四年(一八五七)から和泊(わどまい)方に属した。天保年間(一八三〇―四四)鹿児島藩の文化朋党事件に関与して流罪になった目付曾木藤太郎が当村に居住し、私塾を開いていたと伝えられ、墓が残されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by