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流罪 ルザイ

デジタル大辞泉の解説

る‐ざい【流罪】

流刑」に同じ。

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百科事典マイペディアの解説

流罪【るざい】

古代以来,死罪に次ぐ重刑として行われた刑罰。流刑(るけい)ともいう。施行当初は律令制以前に行われていた,神の怒りに触れた者を島に捨てる〈神逐ひ〉〈はらひ〉の思想を色濃く残していたとされる。
→関連項目引廻し

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世界大百科事典 第2版の解説

るざい【流罪】

古代以来明治末まで行われた死刑につぐ重刑。流刑(るけい)。日本の古語には刑を意味する語がなく,ともに罪と称し,唐律に流刑というのを日本律では流罪といった。
[古代]
古代律令継受以前の日本では,神の怒りにふれた者を島に捨て殺しにすることが行われていた。唐律を継受しても,日本律の流罪にはこの固有の思想が強く残った。流罪は律では五刑の一つで,近流(ごんる),中流(ちゆうる),遠流(おんる)の3等がある。本人の現住地から遠隔地への強制移住と配所での徒(徒罪(ずざい))1年の服役とを合わせた刑罰。

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大辞林 第三版の解説

るざい【流罪】

罪人を辺地や島に送る刑。死罪に次いで重い刑。流刑。 →

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世界大百科事典内の流罪の言及

【遠島】より

…江戸幕府の刑罰の一つ。流罪(るざい)ともいい,その罪人を流人(るにん)という。離島に送り,島民と雑居して生活させる刑で,《公事方御定書》(1742)以後制度が整った。…

【引廻し(引回し)】より

…また反乱の降人,捕虜などを,死罪を免じて〈大路を渡〉したうえで禁獄することも行われた。なお,流罪と定まった者を流刑地に送る際,京都の居宅から都のはずれまで,後向きに馬に乗せ(身分ある者は後向きに輿(こし)に乗せ)て連行したのも,やはり罪人を衆にさらすためであって,一種の引廻しといえる。 中世(おそらく室町時代)に入ると,引廻し(〈大路を渡す〉)はいっそう盛んに行われるようになり,死罪犯も引き廻したのちに刑を執行する方式が主流となったほか,死一等を減ぜられた者を車や刑架に縛して引き廻す〈はりつけ〉の刑も行われた。…

※「流罪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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