根釣(読み)ネヅリ

デジタル大辞泉 「根釣」の意味・読み・例文・類語

ね‐づり【根釣(り)】

海底の岩につく魚を釣ること。 秋》「―翁海金剛をまのあたり/青畝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根釣」の意味・読み・例文・類語

ね‐づり【根釣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ね」は海底の岩礁などの障害物の意 ) 海中の岩などの根方割れ目にひそむ魚を釣ること。水底につく魚の多くなる晩秋が、その季節とされる。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ほのぼのと朝飯匂ふ根釣かな〈晉子〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む