根釣(読み)ネヅリ

デジタル大辞泉 「根釣」の意味・読み・例文・類語

ね‐づり【根釣(り)】

海底の岩につく魚を釣ること。 秋》「―翁海金剛をまのあたり/青畝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根釣」の意味・読み・例文・類語

ね‐づり【根釣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ね」は海底の岩礁などの障害物の意 ) 海中の岩などの根方割れ目にひそむ魚を釣ること。水底につく魚の多くなる晩秋が、その季節とされる。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ほのぼのと朝飯匂ふ根釣かな〈晉子〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む