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格と式 かくとしきfigure and mood of syllogism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

格と式
かくとしき
figure and mood of syllogism

三段論法の形式に関する用語。一般に定言的三段論法についていう。定言的三段論法の大前提,小前提に含まれる媒概念(中概念)Mの位置(主語か述語か)によってできる四つの形式が格で,第1格から第4格まである。アリストテレスには第3格までしかなく,第4格はガレノスが補足したもので実際には用いられない。各格ごとに特有の性格がある。定言的三段論法を構成する三つの定言的判断が全称肯定(A),全称否定(E),特称肯定(I),特称否定(O)のいずれをもとりうると考えると,この四つから任意の三つを配列してできる形(すなわち方式)は Δ3あり,配当される格は四つあるから可能な式は Δ4となるが,大部分は三段論法の規則にそむき,正しい式は各格ごとに六つずつ計 24個のみである (→)。

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