格子太夫(読み)こうしだゆう

精選版 日本国語大辞典 「格子太夫」の意味・読み・例文・類語

こうし‐だゆうカウシダイフ【格子太夫】

  1. 〘 名詞 〙 遊女等級一つ。「こうし(格子)(イ)」の異称。江戸新吉原で、太夫が年々少なくなるにつれて、次位格子の格が高くなったところから出た称。太夫格子。
    1. [初出の実例]「三谷に茂川といふ格子大夫、客を見れば呃(しゃくり)の出る病」(出典浮世草子好色敗毒散(1703)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む