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桀王 けつおうJie-wang; Chieh-wang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

桀王
けつおう
Jie-wang; Chieh-wang

中国古代,王朝の末王。姓名はじ履癸。妹喜 (ばっき) を溺愛し,酒池肉林を楽しみ民心を失い,湯王に滅ぼされたという。殷の紂王とともに伝説上の悪王である。

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大辞林 第三版の解説

けつおう【桀王】

けつ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

桀王
けつおう

中国古代、夏(か)王朝末代の王の名。ただ、名は履癸(りき)で、桀は別号ともいう。殷(いん)代末王の紂(ちゅう)と並んで、悪徳の王の代表として桀紂と称され、聖王の堯(ぎょう)、舜(しゅん)と対比される。『尚書(しょうしょ)』湯誓篇(とうせいへん)、『史記』殷本紀などの伝えるところによれば、桀の即位以前からすでに夏の徳は衰えていたが、桀のときには、諸侯は多くこれに背くに至った。桀は徳を修めず、諸民は苦しんだ。そのとき、人望のあった湯(とう)を捕らえたが、やがてこれを許し、その後諸侯はみな湯に帰した。湯はついに兵をあげて、桀を鳴条(めいじょう)(いまの河南省安邑(あんゆう)という)に敗走させたという。これより夏が滅亡して殷の世になったとされる。しかし、いまのところ夏王朝の実在は考古学的に確認されておらず、あくまで伝説上の事柄としておかなくてはならない。[松丸道雄]

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