桂広保(読み)かつら ひろやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂広保」の解説

桂広保 かつら-ひろやす

1688-1769 江戸時代中期の武士
元禄(げんろく)元年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。毛利吉広以来4代の藩主につかえ,江戸家老をへて国家老となる。藩財政の再建につとめる一方,享保(きょうほう)4年(1719)藩校明倫館をひらき,文武の振興につくした。明和6年2月5日死去。82歳。本姓は大江。字(あざな)は季成。通称は長治郎,三郎左衛門。号は南野。著作に「蒙求拾遺」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android