桂文吾(読み)カツラ ブンゴ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂文吾」の解説

桂 文吾(5代目)
カツラ ブンゴ


職業
落語家

本名
富士村 彦次郎

別名
前名=笑福亭 小福松,笑福亭 小文,桂 文我(2代目)

生年月日
明治29年 12月30日

出生地
兵庫県 神戸市

経歴
桂団輔の子。初代笑福亭福松の門に入り、小福松。幼い頃から父と高座にあがり、8歳で小文を名乗った。芝居噺と手踊りで活躍したが、大正時代の後半に上京し、寄席の芝恵智十の養子になった。戦後は大阪に帰り、上方落語の大きな名跡である2代目桂文我、5代目桂文吾を継いだ。昭和46年頃に亡くなったという。

没年月日
?

家族
父=桂 団輔(落語家)


桂 文吾(4代目)
カツラ ブンゴ


職業
落語家

本名
鈴永 幸次郎

別名
前名=立川 八百寿,桂 小文吾,桂 藤枝,桂 藤茂枝

生年月日
慶応1年 3月

出生地
京都府

経歴
立川八百蔵に弟子入りして八百寿。のち桂小文吾、桂藤枝、桂藤茂枝などを名乗り、明治33年頃に4代目桂文吾を襲名。上方一とも評された芸の持ち主で、名人といわれた3代目柳家小さんが多くのネタを習ったという。深酒から片足を切断した。

没年月日
大正4年 9月17日 (1915年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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