芝居話(読み)しばいばなし

精選版 日本国語大辞典 「芝居話」の意味・読み・例文・類語

しばい‐ばなし しばゐ‥【芝居話】

〘名〙
芝居についての話。芝居のはなし。
咄本・軽口御前男(1703)一「上方の僧しばゐばなしをしだし」
② 芝居の道具や下座(げざ)囃子方(はやしかた)鳴物を用い、役者声色(こわいろ)をまじえて演じる人情咄や落語三遊亭円朝によって集大成されたもの。
かくれんぼ(1891)〈斎藤緑雨〉「今日観た芝居咄(シバヰバナシ)座興とするに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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