桂本神社(読み)かつらもとじんじや

日本歴史地名大系 「桂本神社」の解説

桂本神社
かつらもとじんじや

[現在地名]上宝村在家

在家ざいけ南東国見くにみ山麓にある。祭神一品葛原親王・天津日高日子穂穂出見尊・豊玉毘売命。旧郷社。古くは高田神社といい、祭神火袁理命・豊玉姫であったが、江馬氏が高原たかはら郷を支配するようになって家臣を社人に任じ、平氏出身の故をもって葛原親王を祭神としたと伝える。天正年間(一五七三―九二)兵火により焼失したが、金森氏が再興したという。承久三年(一二二一)江馬輝経が家臣河上次郎太夫富近を本社社人に任じ、八貫五〇〇文を給し、以後河上氏が社人を継いでいるという(上宝村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「桂本神社」の解説

桂本神社

岐阜県飛騨市にある神社。旧郷社。承久年間の創祀とされる。祭神は葛原親王、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)。

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