桂殿(読み)かつらどの

日本歴史地名大系 「桂殿」の解説

桂殿
かつらどの

[現在地名]西京区桂付近

西岡にしのおかの中心部、旧山陰道と上桂かみかつら庄に挟まれる一帯に位置した公家領荘園。殿は庄と同義で、一名下桂庄(後法興院記)ともいうが、別項「下桂庄」とは別の荘園。

建長五年(一二五三)一一月の近衛家領目録(近衛家文書)に「荘務本所進退なき所々」としてみえる高陽院(鳥羽天皇皇后)領内桂殿が初見で、立荘は平安末期にさかのぼると推定される。鎌倉中期には「本所進退なし」で荘務権は近衛家になく、室町中期以前までに同家の一円進止荘園となった。

鎌倉・室町前期の動向はほとんどわからないが、応仁の乱後については近衛家当主の日記「後法興院記」や近衛家荘務の記録「後法興院雑事要録」でたどることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

普及版 字通 「桂殿」の読み・字形・画数・意味

【桂殿】けいでん

美殿。

字通「桂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む