案ずるに(読み)アンズルニ

デジタル大辞泉 「案ずるに」の意味・読み・例文・類語

あんずる‐に【案ずるに/×按ずるに】

[連語]思うに。多く自分の考えを述べるとき、冒頭に用いる。
「―、寓言の書の世に現るるは」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「案ずるに」の意味・読み・例文・類語

あんずる‐に【案に・按に】

  1. 〘 連語 〙 考えてみるに。思うに。けだし。多くの場合、自分の考えをいう時、発語のように用いる。
    1. [初出の実例]「索隠は、按するに、蘇林徐広韋昭は以為二人封号なりと」(出典:史記抄(1477)八)

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