桑加地村(読み)くわがいちむら

日本歴史地名大系 「桑加地村」の解説

桑加地村
くわがいちむら

[現在地名]東津野村桑(くわ)ヶ市(いち)

船戸(ふなと)村の南にある小村。天正一六年(一五八八)の津野惣郷神社帳には「桑河内」、同年の津野船戸村地検帳および元禄地払帳には「桑甲斐地」、寛保郷帳・天保郷帳などには桑加地とある。また「土佐州郡志」には「鍬掛」とみえ、「古闢田時掛鋤(鍬カ)於桑樹故名、今世転訛曰桑加知」と記す。南の大野見(おおのみ)郷(現大野見村)との物々交換の市が立ったところとも伝える。

文明四年(一四七二)一〇月一日付の津野之高下知状(蠧簡集)によれば、之高は桑河内権守の忠節に褒美を与えており、当時桑河内氏が津野氏の家臣として当地一帯を支配していたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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