日本歴史地名大系 「桑名町」の解説 桑名町くわなまち 大阪府:大阪市西区桑名町[現在地名]西区南堀江(みなみほりえ)四丁目南堀江五丁目の南にあり、南北に延びる鉄橋(くろがねばし)筋の両側町。新玉造(しんたまつくり)八町の一町で、もと伏見伊勢(ふしみいせ)町と称したが、延宝年間(一六七三―八一)桑名町となった(初発言上候帳面写)。明暦―寛文年間(一六五五―七三)の近世大坂地図では当町辺りは伏見清右衛門(ふしみせいえもん)町となっており、元禄年間(一六八八―一七〇四)の大坂三郷町絵図では桑名町と記される。 桑名町くわなまち 愛知県:名古屋市中区桑名町[現在地名]中区丸の内(まるのうち)二丁目片端(かたは)から花屋(はなや)町に至る南北道路桑名町筋の北端に位し、南は桶屋(おけや)町に接する。京(きよう)町と杉(すぎ)の町との間の二丁をいう。慶長年中(一五九六―一六一五)清須の北市場(きよすのきたいちば)の桑名町を移した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報