デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑本正明」の解説 桑本正明 くわもと-まさあき 1830-1863 幕末の和算家。天保(てんぽう)元年生まれ。石見(いわみ)(島根県)津和野藩士。木村林昱(しげてる),内田五観(いつみ)らにまなび,藩校養老館で関流の和算をおしえる。藩主亀井茲監(これみ)に重用されたが,攘夷(じょうい)派の藩士に文久3年10月2日斬殺(ざんさつ)された。34歳。通称は才次郎。号は毅山,衣帛堂。著作に「尖円豁通(せんえんかつつう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例