桜井芳人(読み)サクライ ヨシト

20世紀日本人名事典 「桜井芳人」の解説

桜井 芳人
サクライ ヨシト

昭和期の食糧化学者 元・日本女子大学教授。



生年
明治38(1905)年11月27日

没年
昭和49(1974)年2月13日

出生地
三重県

学歴〔年〕
東京帝大農学部農芸化学科〔昭和3年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和20年〕

経歴
糧食研究会、明治製糖、理化学研究所を経て昭和19年農林省米穀利用研究所部長、30年東京大学農学部教授、31〜36年農林省食糧研究所長兼任。41年定年退官、日本女子大学教授となった。また日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食品工業学会各会長を務めた。ビタミンアミノ酸栄養の研究で功績を残した。著書栄養化学」「食料工業」「食品保蔵」のわか多くの食糧科学の教科書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜井芳人」の解説

桜井芳人 さくらい-よしと

1905-1974 昭和時代の農芸化学者。
明治38年11月27日生まれ。昭和30年東大教授,31-36年農林省食糧研究所所長をかねる。のち日本女子大教授。日本農芸化学会,日本食品工業学会などの会長をつとめた。ビタミンやアミノ酸の研究で知られる。昭和49年2月13日死去。68歳。三重県出身。東京帝大卒。著作に「栄養化学」「食物と栄養」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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