桜木町事故(読み)さくらぎちょうじこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桜木町事故」の意味・わかりやすい解説

桜木町事故
さくらぎちょうじこ

国電炎上による大量焼死事故。 1951年4月 24日午後1時 40分,京浜東北線赤羽発桜木町行き5両編成の電車が桜木町駅ホームに進入する直前,最前部パンタグラフの火花から出火死者 105人,負傷者 60人を出した。大量の犠牲はこの国電が他の車両への往来不可能な 63型であったことから生じ,のちの国電車両改造を促すことになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android