最新 地学事典 「梅木花崗岩」の解説
うめきかこうがん
梅木花崗岩
Umeki granite
島根県雲南市吉田町を中心に分布する東西約7km,南北約10kmのストック状花崗岩。おもな岩相は花崗斑岩,文象斑岩,アプライト質花崗岩,アプライトで,一部中粒等粒状ないし中粒斑状黒雲母花崗岩を伴う。山陰帯田万川期貫入岩類(45〜30Ma)の一つで,白亜紀に活動した火山岩類,石英斑れい岩,花崗閃緑岩,花崗岩に貫入あるいは断層で接し,岩体北西部で新第三紀中新世の吉田複合岩体に貫かれる。Rb-Sr全岩アイソクロン年代は 31.2±1.7Ma。Sr同位体初生値は,0.70437,εNd(T)は2.07〜3.32。参考文献:飯泉 滋ほか(2005) 島根大地球資源環境学研報,Vol.24: 1
執筆者:今岡 照喜
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

