梅村重得(読み)うめむら しげよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅村重得」の解説

梅村重得 うめむら-しげよし

1804-1884 江戸後期-明治時代の和算家,武士
文化元年6月3日生まれ。梅村重操(しげもち)の兄。陸奥(むつ)盛岡藩士。はじめ藩の志賀吉倫,のち江戸で藤田嘉言(よしとき)・貞升親子にまなぶ。さらに長谷川弘に入門した。代官,物頭をつとめた。明治17年2月10日死去。81歳。通称徳兵衛。著作に「傍斜捷解」,編著に「算法側円真理」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android