日本大百科全書(ニッポニカ) 「梅河口」の意味・わかりやすい解説 梅河口ばいかこう / メイホーコウ 中国、吉林(きつりん)省中南部にある県級市。長白(ちょうはく)山地から北流する輝発河(きはつが)の上流に位置し、遼寧(りょうねい)省に隣接する。1985年旧海竜(かいりゅう)県が市制を施行して梅河口市となった。人口61万7262(2013)。通化(つうか)地級市に属する。大豆、木材、タバコ、アサなどを産する。瀋吉線(瀋陽(しんよう)―吉林)、四梅線(四平(しへい)―梅河口)、梅集線(梅河口―集安(しゅうあん))の3鉄道が交わる交通の要地である。[浅井辰郎・編集部 2017年7月19日][参照項目] | 通化 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「梅河口」の意味・わかりやすい解説 梅河口【ばいかこう】 中国,吉林省南東部の市。もとの海竜県。清末に海竜府が置かれ,1913年海竜県となった。瀋吉(瀋陽〜吉林),四梅(四平〜梅河口),梅集(梅河口〜集安)などの鉄路の要衝。付近は新しく開拓された農業地帯で,近郊の朝陽鎮は大豆,雑穀の大集散地。62万人(2014)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報