デジタル大辞泉 「梅漬」の意味・読み・例文・類語 うめ‐づけ【梅漬(け)】 1 梅の実をシソの葉とともに塩漬けにしたもの。または焼酎しょうちゅうで漬けたもの。《季 夏》2 ショウガ・キュウリ・大根などを薄く切って赤梅酢に漬けたもの。梅酢漬け。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「梅漬」の意味・読み・例文・類語 うめ‐づけ【梅漬】 〘 名詞 〙① 梅の実を塩、あるいは焼酎で漬けたもの。梅干しのように干さないで、紫蘇(しそ)を入れて赤くする。《 季語・夏 》[初出の実例]「愚一荷食籠梅漬一器携レ之」(出典:蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)二月六日)「霞汲(く)む壺せんさいやにほふらん はなよりもまづちぎる梅づけ〈正重〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)四)② 野菜などを梅酢に漬けたもの。〔料理無言抄(1729)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の梅漬の言及 【梅干し】より …梅酢には赤シソの葉を加えて赤く着色させることが多い。塩づけにしただけで干さぬものは果肉がかたく,これはふつう梅漬と呼んで区別する。古くから行われていたと考えられるが,梅干しの名が見えるのは,室町時代初期までに成立した《庭訓往来》あたりからで,《新撰類従往来》《多聞院日記》《日葡辞書》などには梅干し,梅漬の両者の名が見られる。… ※「梅漬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by