…梅酢には赤シソの葉を加えて赤く着色させることが多い。塩づけにしただけで干さぬものは果肉がかたく,これはふつう梅漬と呼んで区別する。古くから行われていたと考えられるが,梅干しの名が見えるのは,室町時代初期までに成立した《庭訓往来》あたりからで,《新撰類従往来》《多聞院日記》《日葡辞書》などには梅干し,梅漬の両者の名が見られる。…
※「梅漬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...