梅花の油(読み)バイカノアブラ

精選版 日本国語大辞典 「梅花の油」の意味・読み・例文・類語

ばいか【梅花】 の 油(あぶら)

  1. 梅の花に似た香りのする水油。ごま油の中へ龍脳麝香(じゃこう)丁子などを合わせたものを加えて作った頭髪用の香油ばいか香。ばいか。
    1. [初出の実例]「鬼に按摩とられては梅花の油弁慶が其若衆の権之助」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android