梅花の油(読み)バイカノアブラ

精選版 日本国語大辞典 「梅花の油」の意味・読み・例文・類語

ばいか【梅花】 の 油(あぶら)

  1. 梅の花に似た香りのする水油。ごま油の中へ龍脳麝香(じゃこう)丁子などを合わせたものを加えて作った頭髪用の香油ばいか香。ばいか。
    1. [初出の実例]「鬼に按摩とられては梅花の油弁慶が其若衆の権之助」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む