森岡昌純(読み)モリオカ マサズミ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「森岡昌純」の解説

森岡 昌純
モリオカ マサズミ


肩書
貴院議員,日本郵船初代社長

生年月日
天保4年12月1日(1833年)

出生地
薩摩国(鹿児島県)

経歴
明治4年長崎県大参事となり、以後飾磨県権令、兵庫県権令、同県令、農商務少輔を歴任三菱会社共同運輸会社合併方針が出されると、18年日本郵船会社創立委員長に任命され、創立後は初代社長に就任。沿岸近海航路から遠洋定期航路を可能にする基礎を築いた。23年貴院議員、31年男爵。

没年月日
明治31年3月27日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森岡昌純」の解説

森岡昌純 もりおか-まさずみ

1834*-1898 明治時代官僚,実業家
天保(てんぽう)4年12月1日生まれ。もと薩摩(さつま)鹿児島藩士。文久2年の寺田屋事件では,鎮圧側の一員。維新後は長崎県大参事,兵庫県令などをへて明治18年共同運輸社長となる。郵便汽船三菱との合併をすすめ,同年日本郵船の創立で初代社長となった。貴族院議員。明治31年3月27日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む