森岡貞香(読み)もりおか さだか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森岡貞香」の解説

森岡貞香 もりおか-さだか

1916-2009 昭和-平成時代の歌人
大正5年3月4日生まれ。昭和9年「ポトナム」にはいる。24年「女人短歌」創刊に参加し,のち代表。「灰皿」「律」の創刊にもくわわる。43年「石畳」を創刊,主宰。平成4年「百乳文」で迢空(ちょうくう)賞。写実からはいって幻想の官能世界をも提示したロマン的な作風。18年歌会始召人(めしうど)。平成21年1月30日死去。92歳。島根県出身。山脇高女卒。歌集に「白蛾」「珊瑚数珠」「夏至」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android