森有節(読み)もり ゆうせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森有節」の解説

森有節 もり-ゆうせつ

1808-1882 江戸後期-明治時代の陶工
文化5年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)桑名の人。弟の森与平とともに,天保(てんぽう)2年(1831)朝明郡小向(おぶけ)村で万古(ばんこ)焼を再興。木型による成形法,腥臙脂(しょうえんじ)釉による淡紅彩などを創始した。作品は有節万古,朝日万古とよばれる。明治15年4月25日死去。75歳。通称は与五左衛門。別号に摘山堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む