森田士徳(読み)もりた しとく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田士徳」の解説

森田士徳 もりた-しとく

1738-1782 江戸時代中期の商人
元文3年生まれ。大坂で乾魚商,金貸し業をいとなむ森田家をつぎ,吹田屋六兵衛と称した。学をこのみ,古書画を収集書家趙陶斎(ちょう-とうさい)を師とし,その門人頼春水を援助した。天明2年8月28日死去。45歳。河内(かわち)(大阪府)出身本姓矢倉。名は直政。号は懐玄堂,抱真斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android