20世紀日本人名事典 「森田沙伊」の解説 森田 沙伊モリタ サイ 大正〜平成期の日本画家 日展顧問。 生年明治31(1898)年8月20日 没年平成5(1993)年10月12日 出生地北海道札幌郡苗穂村(現・札幌市東区) 本名森田 才一 学歴〔年〕東京美術学校日本画科〔大正12年〕卒 主な受賞名〔年〕日本芸術院賞〔昭和34年〕「少年」,勲三等瑞宝章〔昭和51年〕,紺綬褒章〔昭和57年〕 経歴昭和3年第9回帝展初入選。14年「孫」で文展特選。15年法隆寺壁画摸写に従事。日展審査員、同評議員、同理事を歴任。34年「少年」で芸術院賞受賞、50年芸術院会員。身近に取材した親密感のある画境で知られた。代表作に「前庭小景」「若い人」「仔馬」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田沙伊」の解説 森田沙伊 もりた-さい 1898-1993 大正-平成時代の日本画家。明治31年8月20日生まれ。結城素明(ゆうき-そめい)に師事。帝展,新文展,日展で活躍,昭和34年芸術院賞。50年芸術院会員。日常生活を題材とした作品をえがく。平成5年10月12日死去。95歳。北海道出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は才一。作品に「孫」「少年」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例