森重正芳(読み)もりしげ まさよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森重正芳」の解説

森重正芳 もりしげ-まさよし

1769-1838* 江戸時代後期の砲術家
明和6年生まれ。森重靱負(ゆきえ)の弟。兄が創始した合武三島流(さんとうりゅう)砲術をまなぶ。文化9年長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩主毛利斉煕(なりひろ)にまねかれ,銃陣「神器陣」の編成と水陸操練にあたった。天保(てんぽう)8年12月6日死去。69歳。周防(すおう)(山口県)出身。通称は曾門。号は井竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android