植原正方(読み)うえはら まさかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植原正方」の解説

植原正方 うえはら-まさかた

1816-1868 江戸時代後期の武士
文化13年7月1日生まれ。美作(みまさか)(岡山県)津山藩士。神伝流の水術をまなぶ。尊王佐幕の立場をとり,攘夷(じょうい)派とも交流。砲術に精通し幕府の命で大砲製造にあたったため,維新後,新政府の処分をおそれた藩により幽閉される。戊辰(ぼしん)戦争での会津(あいづ)落城きき,明治元年11月14日自殺した。53歳。本姓は広川。字(あざな)は公平。通称は六郎左衛門。号は静淵,翼竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android