植込(読み)うえこみ

精選版 日本国語大辞典 「植込」の意味・読み・例文・類語

うえ‐こみうゑ‥【植込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「うえごみ」とも ) 造園防風などのために草木を特に多く植え込んだところ。前栽(せんざい)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「これここのうへごみの松原にかがんでゐられまする」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)三)
  3. 物を、他の物の中にはめこむこと。
  4. 農業で、種いもを土の中に植えること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android