椿港(読み)つばきこう

日本歴史地名大系 「椿港」の解説

椿港
つばきこう

[現在地名]八森町椿

日本海に面する漁港。北に発盛(はつせい)鉱業所がある。岩場で水深がないため大船は入れず、明治―大正期(一八六八―一九二六)の椿鉱山の鉱石積出しも沖合の貨物船まで艀で運搬した。

慶長五年(一六〇〇)の大高甚介諸役算用状(秋田家文書)に「慶長五年於八森鰰船之御役請取申候」とあり、漁港としての性格を示す。椿の初見は「梅津政景日記」寛永八年(一六三一)五月二六日条で「八森銀山へ御米千四五百石入候由(中略)五百石積之舟壱艘、運賃、湊より八森つはき(椿)まで八ニ定、引渡申候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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