日本歴史地名大系 「八森銀山」の解説
八森銀山
はちもりぎんざん
八森の東北部、
「梅津政景日記」寛永四年(一六二七)八月二四日条に「八森
その後の様子を八森村古銀山覚(米山家文書)にみると、盛時には銀山奉行二人、米方役人二人、銀山町入口の十歩一番所に足軽一〇人が勤め、諸商人・職人・買石人の来往も盛んで、すべての売物から十分一役銀を徴収したほか、米・鉛・炭・酒・味噌・塩・油の七品目は留物として勝手売買を禁じられ、役所の御台所から払い出された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報