日本歴史地名大系 「椿西分」の解説
椿西分
つばきにしぶん
- 山口県:萩市
- 椿西分
城下町の南の出入口にあたり、村の中央を南北に御成道、北を東西に
「和名抄」に記される古代の
とし、古くから祇園社(現椿八幡宮境内末社)が祀られていたという。
慶長一五年(一六一〇)の検地帳では「椿郷」、寛永三年(一六二六)の熊野帳では「椿東西」、元禄一二年(一六九九)の郷帳では「椿村」と記され、江戸時代中期の「地下上申」に至って椿西分・椿東分に分れる(→椿東分)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報