日本歴史地名大系 「楊梅陵」の解説 楊梅陵やまももりよう 奈良県:奈良市佐保・佐紀地区超昇寺村楊梅陵[現在地名]奈良市佐紀町平城宮大極殿跡の真北、字ニジ山にある円墳で、平城天皇陵とされている。「延喜式」(諸陵寮)に「楊梅(やまもも)陵」として「平安宮御宇日本根子推国高彦尊天皇、在大和国添上郡、兆域東西二町、南北四町、守戸五烟」とみえ、「大和志」は添下郡の部に「在盾列池北、陵東北有円冢十」と記す。「類聚国史」によると、同天皇は天長元年(八二四)七月七日に没し、一一日に陵戸五烟をあて一二日に楊梅陵に葬られた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by