楊梅陵(読み)やまももりよう

日本歴史地名大系 「楊梅陵」の解説

楊梅陵
やまももりよう

[現在地名]奈良市佐紀町

平城宮大極殿跡の真北、字ニジ山にある円墳で、平城天皇陵とされている。「延喜式」(諸陵寮)に「楊梅やまもも陵」として「平安宮御宇日本根子推国高彦尊天皇、在大和国添上郡、兆域東西二町、南北四町、守戸五烟」とみえ、「大和志」は添下郡の部に「在盾列池北、陵東北有円冢十」と記す。「類聚国史」によると、同天皇は天長元年(八二四)七月七日に没し、一一日に陵戸五烟をあて一二日に楊梅陵に葬られた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む