楓糖尿症(読み)カエデトウニョウショウ(その他表記)maple syrup urine disease

関連語 中村

改訂新版 世界大百科事典 「楓糖尿症」の意味・わかりやすい解説

楓糖尿症 (かえでとうにょうしょう)
maple syrup urine disease

分枝鎖アミノ酸(ロイシン,イソロイシン,バリン)の遺伝性代謝障害で,ケトン尿症の一つ。生後数日に発病する。尿中にこれらのアミノ酸やそれから誘導されるケトン体が排出され,アシドーシス,痙攣(けいれん),昏睡の症状を示し,死に至る。メープルシロップ様の尿臭が特徴で,この病名がつけられた。
→先天性代謝異常
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の楓糖尿症の言及

【先天性代謝異常】より

…(1)糖質代謝異常 糖原病,ガラクトース血症など生体のエネルギー源であるブドウ糖の供給障害が中心である。(2)アミノ酸代謝異常 タンパク質が分解吸収され,再合成して利用される過程の障害で,フェニルケトン尿症,楓糖尿症,ホモシスチン尿症などがある。(3)中性脂肪代謝異常 血漿中の脂肪の増加,組織への沈着が起こる。…

※「楓糖尿症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む