楞厳寺跡(読み)りようごんじあと

日本歴史地名大系 「楞厳寺跡」の解説

楞厳寺跡
りようごんじあと

[現在地名]国分市清水

弟子丸でしまる村にあった曹洞宗寺院。仏頂山と号し、本尊釈迦如来であった。「三国名勝図会」によると応永(一三九四―一四二八)頃、当地の領主本田親治(忠親)が通幻の法嗣自性を開山に招請して開いた寺院で、初めは惣勝寺と号していたという。応永五年六月一日、本田忠親は「惣勝禅寺」に「谷山郡内木下」四町一反に浜園一所をつけて寄進しており(「本田忠親寄進状」旧記雑録、以下断りのない限り同書)、この頃の創建と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む