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楞厳経 りょうごんきょう

大辞林 第三版の解説

りょうごんきょう【楞厳経】

「首楞厳経しゆりようごんきよう」の略。

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世界大百科事典 第2版の解説

りょうごんきょう【楞厳経 Léng yán jīng】

大乗仏典の一つ。10巻。詳しくは,《大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経》といい,唐の則天武后の時代(690‐704)に,インド僧般刺蜜帝が南海の制司寺で口訳し,ちょうど流謫中の房融が筆録したとされる。早くより偽経の疑いがあるように,新しく興りつつあった禅や菩薩戒,密教の教義を,仏説の権威を借りて総合的に主張しようとしたものらしい。楞厳とは,クマーラジーバ(鳩摩羅什)訳の《首楞厳三昧経》と同じく,堅固な三昧の意である。

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