禅法(読み)ゼンポウ

デジタル大辞泉 「禅法」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぽう〔‐ポフ〕【禅法】

《「ぜんぼう」とも》仏語禅定ぜんじょうによる修行法。また、禅宗における坐禅仕方

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精選版 日本国語大辞典 「禅法」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぽう‥ポフ【禅法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぜんぼう」とも ) 仏語。禅定(ぜんじょう)修行の道。身心を静かにして、自分の内心を観照する、仏道の修行方法。特に、禅宗の坐禅の法。経や論によらず、祖師が心から心へ、仏の心印を伝える法。
    1. [初出の実例]「縦雖小比丘不肖、何関禅法之非哉」(出典興禅護国論(1198)上)
    2. 「放下僧はいづれの祖師禅法を御伝へ候ふぞ」(出典:大観本謡曲・放下僧(1464頃))
    3. [その他の文献]〔法苑珠林‐二二〕

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