楠尾神社(読み)くすおじんじや

日本歴史地名大系 「楠尾神社」の解説

楠尾神社
くすおじんじや

[現在地名]国分寺町新居

西大谷にしおおたに鎮座祭神は玉依姫命・応神天皇。「甲朕こうちんの宮」の別号がある。旧郷社。社伝によれば忌部氏の祖手置帆負命が国家鎮護のため玉依姫命を祀り、道主貴神と称した。社頭に楠の大樹が繁茂していたので社名を楠尾宮としたという。仁和年中(八八五―八八九)菅原道真により社殿が再営された。天文年中(一五三二―五五)兵火にかかったが再興。天正(一五七三―九二)の初めまでは社領三八〇石。同一三年長宗我部氏の兵火で焼失。生駒領の時、生駒氏の家臣安藤氏の領地となったが、同氏は本殿拝殿を修造し御供田を寄進した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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