楠本正徹(読み)くすもと まさゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠本正徹」の解説

楠本正徹 くすもと-まさゆき

1875-1897 明治時代の国家主義者。
明治8年生まれ。楠本端山(たんざん)・碩水(せきすい)の甥(おい)。杉浦重剛(じゅうごう)の称好塾にまなぶ。明治29年内田良平とウラジオストクにわたり,ロシアの極東情勢を調査。単身,間島(かんとう)にはいり,ロシア・清(しん)(中国)・朝鮮の国境地帯を日本人として初めて実地踏査した。明治30年2月2日死去。23歳。長崎県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む