業力(読み)ゴウリキ

精選版 日本国語大辞典 「業力」の意味・読み・例文・類語

ごう‐りきゴフ‥【業力】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。果報を引き起こす業の力。善業には善果を、悪業には悪果を生ずるはたらきがある。
    1. [初出の実例]「染浄狂風、鼓識浪而洶湧、業力妄霧、翳心月以朦朧」(出典性霊集‐七(835頃)為前清丹州亡妻達)
    2. 「前の世に業力の催し置きたるに随って、今生安くして死する様なれ共」(出典:栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む