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極低温送電 ごくていおんそうでんpower transmission by cryogenic cable

世界大百科事典 第2版の解説

ごくていおんそうでん【極低温送電 power transmission by cryogenic cable】

導体を冷却して極低温に保った状態で行う送電。超電(伝)導材料を導体とする超電導送電と,銅やアルミニウムを導体とし液体窒素などで冷却する極低温抵抗送電の2種類がある。 一般に電線を用いて電力を送る場合,電流を大きくすると電線の抵抗によって熱が発生し,電線や周囲の絶縁材料の温度が上昇するために,ある限度しか電力を送れない。したがって電線の抵抗を小さくすることができれば送電容量が増大する。電線の材料として銅やアルミニウムを用いているが,これらは不純物を極力少なくし冷却すると電気抵抗が減少する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報