極目(読み)キョクモク

デジタル大辞泉 「極目」の意味・読み・例文・類語

きょく‐もく【極目】

目のとどく限り。見渡す限り。
「―際なき曠原を横ぎり」〈独歩・無窮〉

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精選版 日本国語大辞典 「極目」の意味・読み・例文・類語

きょく‐もく【極目】

  1. 〘 名詞 〙 目のとどく限り。見わたす限り。
    1. [初出の実例]「朕毎此物、未嘗不極目傷心也」(出典家伝(760頃)上)
    2. 「天竺の執師子国(しゅうししこく)西南の極目に幾許(いくばく)と不知ず絶たる嶋有けり」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
    3. [その他の文献]〔岑参‐山房春事詩〕

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普及版 字通 「極目」の読み・字形・画数・意味

【極目】きよくもく

見渡す限り。見はるかす。唐・岑参〔山房春事、二首、二〕詩 梁園日れて、亂飛の 極目條たり、三兩家 樹は知らず、人死し盡せるを 春來、(ま)た發(ひら)く、時の

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