デジタル大辞泉 「楽は苦の種苦は楽の種」の意味・読み・例文・類語 楽らくは苦くの種たね苦くは楽らくの種たね 楽は苦を、苦は楽を生むもとになる。今の苦労は将来の楽につながるから耐え忍ばなければいけないということ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「楽は苦の種苦は楽の種」の意味・読み・例文・類語 らく【楽】 は 苦(く)の種(たね)苦(く)は楽(らく)の種(たね) 楽をすると、あとで苦を味わわなくてはならないし、苦を忍べばあとで楽ができる。今の苦労は、将来の楽につながるのだから耐え忍ばなければいけないということ。[初出の実例]「楽(ラク)は苦(ク)の種(タネ)、苦は楽の種、悪人程うるさき者はあらねど、善人を見出すの種なれば」(出典:浮世草子・笑談医者気質(1774)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「楽は苦の種苦は楽の種」の解説 楽は苦の種、苦は楽の種 楽には将来の苦労の種があり、逆に苦には後の楽をする種がある。苦楽は相伴うもので、どちらか一方だけということはない。 [使用例] 「ほんまかいな、他あやん、孔子さんがそんなこと言うたはるて、こら初耳や。おまはんえらい学者やねんな」「言うたはれいでか。楽は苦の種、苦は楽の種いうて、言うたはる」[織田作之助*わが町|1942] [類句] 楽あれば苦あり 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報