楽了入(読み)らく りょうにゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楽了入」の解説

楽了入 らく-りょうにゅう

1756-1834 江戸時代中期-後期陶工
宝暦6年生まれ。楽長入(ちょうにゅう)の次男。楽得入(とくにゅう)の弟。明和7年京都の楽家9代をつぎ,六十余年にわたり製作にあたる。天明8年の大火により長次郎以来の陶土や印をすべて焼失。寛政3年楽家の系図「聚楽焼的伝(じゅらくやきてきでん)」を作成した。天保(てんぽう)5年9月17日死去。79歳。本姓田中。名は喜全(よしもち)。通称は吉左衛門。別号に秀人,雪馬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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